群馬のトップを目指すゴレイロに聞く (山田忠志&新井裕巳)

2018-05-30
特別企画/特集

 

インタビュアー:お二人のトレーニング等について教えてください。

 

新井:メニュー的なものは動画から拾ったり、以前tzkに所属していた長谷川さんと繋がりがあって練習に来てくれてメニューを教えてくれたり細かいことをやってもらったりしています。ステップワーク一つにしてもこういう形で体重乗せてやるとボール取りづらいからこういう形にしたほうがいいよとか、細かいこと言ってもらえたりしてるのその辺りのメニューをもらってやったりしています。

フィジカル的な要素も上げたいのであればマーカーを置いてステップ入れた中でボール使ってたりしています。基本、フィジカルを上げるにはボールを使ってやったほうがいいと思いますし、キーパーはボール使ってトレーニングしたほうがいいよってサッカーの頃から言われてきました。今まであまり言われてきたことはないんですけど自分が最終的にどうゆう形だったらボールに行きやすいかってゆうのを考えながらやったりとかして、最近は一緒に練習やる人間とアドバイスをし合いながらやったりしていますね。

山田:練習にBFCのゴレイロがみんな集まるというのが中々、難しくて集まれていないのですが、、、まぁ家庭の事情だったり仕事の事情があったりするので満足いくトレーニングできてない状況なんですけどそれはしょうがないとして。

常日頃言ってるのはキーパーの練習には3人欲しい、3人いると上げるメニューであってもレストの時間と上げる時間というのがちょうどいい時間で、ボール拾ってあげたりとかを考えても、トレーニングは3人いると一番いいのかなって考えています。

集まれたときは全てにおいて強いボール、返すボールもキックするボールも正確に強さも、すべて試合と同じクオリティでやることが重要だと思っています。

自分の動いている姿をビデオで撮影して確認するのが大事だと思っています。自分で思っている動きと求められてる動き、一番すばらしい動きって違うと思うのでそのギャップを埋めていく作業ってゆうのは必要かなって考えています。その為には辛く厳しいステップワークも走ることも、ボール使うことも、耐えるためのフィジカルトレーニング、体幹であったりと、どんどん鍛えてかなきゃいけません。最終的には自分がどう動けてるのか、ちゃんと思い通りに動けてるのかという部分を明確にしていく作業ですね。

その中でこそ、質の高い練習が生まれてくるのかなと思っています。

 

インタビュアー:お互いのトレーニング内容は共有したり情報交換とかはしたりするのでしょうか?

 

山田:選抜の時にいつも教えてもらってますよ。僕だってわからないですもん(笑)

 

インタビュアー:群馬のゴレイロの中では名が知れたお二人ですが、若手だったり指導をする時にこんなことから始めるとかこの部分を重視してるみたいなところってありますか?

 

新井:結構、細かい事があってサッカーと違うのがべた足で常に地面についてるという事です。サッカーのキーパーってだいたいつま先立ちで、構えてるというのが基礎的な感じなので、その辺はフットサルってフィールドもそうだと思うんですけどべた足が多くてそこから動くというのが基本的な事だと考えています。

そのべた足と、サッカーのキーパーは結構多いと思うんですけど打たれる前にちょっと飛んでそっから動き出すプレジャンプとかサッカー上がりの子ってそういう癖が結構多いので教えていく中で癖をちょっとづつ修正していく事を考えたりしています。

足元や、細かいステップだったりと結構、色々見て言ったりとかしてますね。

山田:サッカーやってる人って癖強いですよね。逆に僕はサッカーをやってないので全く気持ちがわかりません(笑)

新井:選抜の時に、広島さん(元BFC監督)がいてプレジャンプみたいなことは指摘されて細かい動きだったりとか細かく言ってくれるからありがたかったです。一時期、同じチームにいた沼尾(東京都:美少年倶楽部に所属)さんも経験豊富なので、細かいことはそんなに言わないんですけど、シュート練習時とかに結構正面のシュートでも強いボールだと弾いちゃうこと多かったんで下手くそってずっと言われてたました。うちのゴレイロはみんな。それはキャッチしろ。下手くそ。って言われてたので、今はその時から比較すると、俺ももう一人の根岸ってゆうゴレイロもキャッチ率はすごく上がったって思うんですよね。

特別、細かいこと言われた訳ではないんですけど下手くそという一言だけでシュート練習の時もそうですけど、基本がまずキャッチをベースに考えるようになってキャッチの率はすごく上がったと思います。

 

山田:僕はBFCにいた時、広島さんに教えてもらったのでキャッチの仕方がボールの勢いを殺すようにとか、音がしないようにとか凄く細かかったです。一個一個細かいのと一番印象的だったのがいい止め方やナイスセーブをしても、それはフィールドプレイヤーがミスっただけだからなって釘を刺されて常に質の高いものを求められていました。キーパーやる上では印象的な監督だったなって思いますね。

 

 

インタビュアー:お二人が思うお互いの長所や強さを教えてください。

 

新井:太郎の長所は長い手足をいかしたシュートストップと、肩の強さだと思います!

山田:常に試合においてムラが少なく安定しているとおもいます。基礎もしっかりしているので技術的な面でも上手だし、体が小さくてもそれを経験と技術で補うよう工夫しているので見習うべきところが沢山ありますね。

 

インタビュアー:県内で優勝を争うチームにGKとして、相手には譲れない譲りたくない部分を教えてください。

 

新井:相手に譲れないのは、やっぱり結果としての勝利という部分で、その中で無失点であればベストだと思います!

山田:一戦一戦の勝利です。その先に優勝もついてきますので。正直ひろみさんをはじめ、他のゴレイロが試合でとめるのを見ると凄いなと感じるし「今のシュートを僕がとめられたかな?」と常に思いますが、はっきり言ってそのシュチュエーションに立たない限り比較ができません。

1本でも多くのシュートをとめることはゴレイロの使命ですが、そのクオリティーを1試合通して、さらにはシーズンを通じて保ち続ける必要があります。そのために目の前の1プレーを誰にも負けないよう集中していければと考えています。

 

インタビュアー:来シーズンに向けての想いを教えてください。

 

新井:やっぱり引き続き関東に昇格、チームとして関東に昇格することが一番だと思ってるので、その目標に対して個人的には失点をやっぱり一試合平均2失点以下でやっていかないと厳しいかなと思ってるので、そこは目標に掲げては行きたいなと思っています。ストイックにやって行きたいなと思いますね。はい。

山田:僕も、もちろんオーラもBFCも関東参入もまず負けずに勝ち抜くことですね。関東参入を目指すことは大きなことだと思うんですけど失点を減らす、そこに尽きるのかなとおもいますね。理想は全ての試合で無失点が理想ですけどミスも起こるしそういう中でコントロールしながら良い試合運びを出来るようにコントロールできるといいなと思いますね。

 

 

おまけ映像(後ろからの目線やTR紹介など)

 

 

 

編集部談:試合ではもっと速いシュートが飛んでくるそうです。ネットあるのにビビってしまったカメラマンとは、お二人は大違いです。

 

 

やっぱり競技でやっていると指を痛めたりすることも多いそうです。毎回の練習や試合時にはテーピング等で指をサポートしているとのことです。

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