群馬のトップを目指すゴレイロに聞く (山田忠志&新井裕巳)

2018-05-30
特別企画/特集

 

インタビュアー:フットサルを、ゴレイロを始めたきっかけを教えてください。

 

新井:サッカーを始めたきっかけっていうのは友達に誘われて始めたのが一つで、キーパー始めた理由はサッカーやる前に野球やってて1年ぐらいなんですけど、それならキーパーやってみればってのもあったし、まず、キーパーがいなかったという理由もあったので、その流れでキーパーをやり始めました。

サッカーからフットサルに転向したのは専門大原の専門行ってた時にプロ志望みたいな感じでやってる中で自分がプロには厳しいかなという考えでいて、コースが2年生になって別れるんですけど、その時は知らなかったんですけど、ジョナスというブラジル人の人が来てフットサルをやりますみたいなことを言ってたのでたまたまそれがきっかけでフットサルを始めて、のめり込むようになり現在もフットサルをやっています。

山田:ちっちゃい時からボールを蹴る機会はあったんですけど、道路でボールを蹴ったりしていました。ただ3人兄弟で僕が一番末っ子で、何かゴールがあるところで目標物に向けて蹴るとなると、やっぱり一番下がキーパーなんですよね。僕自身もそんなに嫌じゃなかったし、多分好きだったんだと思います。ボールをキャッチしたり捕まえたりすることにやたらと執着心が強かったし、キーパーって部分ではなんの抵抗もなかったです。ただ、それは競技でやってたわけじゃなくて遊びでやってた時はキーパーやってたってだけなんです。小学校も特に部活もなかったし、中学になってハンドボール部に強制で入ったんですけど、ハンドボール部に入ってやっぱりどこのポジションやるかって聞かれたら、キーパーというポジションに惹かれて。

お前頭おかしいね、変わってる、始めからキーパーやるって見たことないって、みんなにも言われました。ハンドボールの経験は中学校の三年間の中で一年くらいなんですけど。

フットサルという競技も一番上の兄貴がやってて、知ってはいたんですけど実際見たこともやったことも無くて、ちょっと調べて見たらハンドボールと同じコートとゴールの大きさだと知りました。そうなんだーちょっとやって見たいなーって気持ちはあったんです。たまたま藤岡にあるフットサルコートに当時、日本代表の小野大輔選手がくるということで面白そうだなって、それを友達から聞いてやってみたいなって思いました。全くフットサルをやったこともないしそんなにルールもよくわかってなかったんですけど、キーパーでチームに入れてもらって対戦したらやっぱりすごいんですよね。なんか角に飛んでくるんですよ。止められないんですよね。

前にPK勝負もやらせてもらったんですけどポストに当てて入るくらい正確なシュートで、すごい早いわけじゃないんですけど正確なシュートに驚かされました。

そんな人たちとまた戦って見たいなって思って、当時は個サルに行ったりしてたんですけど。それから、火がついちゃってもうちょっとレベルの高い、楽しくワイワイではなくてガツガツやるようなところで、えげつないシュートが飛んでくるようなところを探しました。大泉にそういうブラジル人がいるコートがあるよって聞いて一人で500円握りしめて行きましたね。

初めてBFCのコートで個サルに入れてもらったら、その時に声かけてもらったんです。どこでやってるの?って言われて、フットサルやったことないですって言ったらじゃあやれよって言われて。そこからフットサルのキーパーを始めました。19歳くらいだったかな、確か19歳くらいだったと思うんですけど。その時にBFCに入ったんです。

その当時もすごいキーパーがいましたね、ヒカルドもいたし僕の出る幕なんてなかったですね。

 

インタビュアー:別の競技から入ってきてハンドボール競技という目線から見た時にフットサルのゴレイロとかってどんな感じなんですか?

 

山田:フットサルのゴレイロの方が止めやすいとは思います。相手に接近できるし。まあハンドボールは手からなので上も下もスピンで回転して戻ってくるボールもあるんです。本当に自由に扱われるので、キーパーが止めるのは非常に難しい競技なんです。

 

インタビュアー:ハンドボールのキーパーって身体を大きく動かしたりして戦ってる気がするんだけど、ヤマを張る的なイメージなんですか?

 

山田:いや、闇雲に体を動かしてるわけではなくて例えば肩の動きであったり相手の飛び方の向きであったりそれを一応すべて投げる手に合わせて体を動かしたり足を動かしたり、ここだったら止められるかなって形で体は動かしてます。

 

インタビュアー:駆け引きをしている?

 

山田:そうですね、だから止めたのは決してまぐれでは、もちろんたまたまあたることもあるんですけどまぐれってわけではなくて、すごく早い駆け引きがありますね。飛んでる間に。

 

インタビュアー:すごくオフェンス側に有利な競技に聞こえてしまう。

 

山田:まちがいないですね。ただ、フットサルってキーパーが触って外に出るとコーナーキックになるじゃないですか?でもハンドボールだとキーパーが触って後ろに出ても自分たちのボールなんですよ。ボールを弾き出すということもあるので、フットサルと違う面白い部分であるかなとは思いますね。

 

インタビュアー:フットサルのゴレイロをやっていて楽しい瞬間とか喜びを感じるような瞬間を教えてもらえますか?

 

新井:やっぱり相手のシュートを止めた時って普通に一番になると思うんですよ、ただ、自分は止めた瞬間はもちろん嬉しいですけど自分の中ではアシストだったりゴールだったりって時も同等に嬉しいというのがあります。

そういった事が、やっぱり意識している自分のキックだったりとかで得点が入ったりとかってなると、とても嬉しいですね。

 

インタビュアー:でも、、、、本音を言ったらパントで決めたときと、すごくいいシュートが飛んできてバチンて止めた時はどっちが気持ちいいものですか?

 

新井:難しいですけど、自分はゴールとった方が気持ちいかもしれないですね。なんか、自分はあまのじゃくなところがあると思うので。

例えば見てる人がゴレイロがシュートを止めたりするってのはすごいと思うかもしれないけど、大げさに言うと当たり前というかゴレイロはシュートを止めるポジションだから!って感じだと思うんですよ。でもサッカーと違ってフットサルってゴレイロが点を取りやすいというか得点に加担しやすいと思っているので、普通の見てる人からしたらやっぱりゴレイロが点をとった時の方が驚きがでかいと思うので、自分はそっちの方が嬉しくなっちゃいますね。

 

山田:もうね、シュートを止めるのも嬉しいし、ゴール決めるのも嬉しいんですけど一番最高に思うのは・・・・

これ変態って思われるかもしれないですけど、シュートを決められた時なんですね。予想の斜め上をいく、だいたいどこへ飛んでくるとか予想できるし、ボールもちろん見えてるんです。ボールが見えてて止めたって思ったのに、ボールの速度が早いとか相手のテクニックで決められた時、もちろん悔しいんですけど、まだもっと上の世界があるんだなって楽しくなってきます。

強い選手も上手い選手もいて、自分が止めなきゃいけない、目指さなくちゃいけない先が、まだまだ先にあるんだなって実感した時が悔しいですけど、本当に嬉しい時です。変態なんで(笑)

 

インタビュアー:大抵のプレイヤーが折れていくところで、それは凄い。

 

山田:先が見えないのが嬉しいです。

 

インタビュアー:お二人はプレーも対照的だと思っているんですけど、性格的にはどうなんでしょうか?ライバルチームに所属してますが親交とかあったりしますか?

 

新井:選抜の時もそうですけど(山田は)いじられることが多く、自分は結構いじるのが好きなんで良くいじったりしますね。Mっ気が強いみたいです(笑)

 

山田:そんなことないです(笑)ただ、ゴレイロの人って気が合う人が多いんじゃないかなって思ってます。基本的に穏やかな人が多いかなって気がしてます。

 

インタビュアー:今までのフットサルでの時間で、自分に対して影響の大きかった体験や選手とかを教えてもらえますか?

 

新井:これは今でも思ってるんですけど、自分が一緒にやってきた中でフットサルが一番上手いのはジョナスだと思っているので、ジョナスとの出会いは一番でかいと思ってますね。

自分の足元のプレーだったりとかってジョナスのプレーを見て、やってきました。

試合に臨む気持ちだったりその辺りは、一番はやっぱりジョナスですね。

ジョナスがいなかったら、大袈裟かもしれないですけどフットサルをやっていなかったかもしれないです。本当に偶然のタイミングでジョナスが来てくれたんです。専門に入るのも1年フリーターやってから入って、2年生の時にジョナスがきたので本当に偶然です。

 

インタビュアー:ジョナスと言えばいつも怒ってるイメージだけど、良く怒られたりした?

 

新井:そうですね。ただ怒られはしなかったですね。怒ってるってよりは頑張ろうみたいな。やろうやろうみたいな感じでしたね。

でも怒る、、試合中とか一番怒ってますね(笑)ただね、僕らが生徒って立場でコートっにいたんすけど一緒に試合出た時に、審判とかに怒るのがジョナスでそれを止めに行ってたのが俺らでした。やっぱり試合に対して熱いというのは一番でしたね。その辺りはみんなが見習うべきところではあると思います。ジョナスは本当に気持ちが強かったですね。

 

山田:印象に残る人ですよね。聞き入っちゃった。僕は、そうですね。フットサルを始めるきっかけになった小野大輔選手。後はブラジル人ですね、周りのブラジル人全員に刺激を受けました。

初めて会った時、遊びのフットサルでここまでやるのかってくらい熱くなるし、とにかく全てのプレーについて熱いですね。日本人にはあの熱さはないし、見習わなきゃいけないところがすごくいっぱいあると思います。プレーに対してもですけど何故、そんなイメージが出てくるのかとか。シュートでも日本人だったらただ打つだけなんですけど、そこに気持ちが入ってるのがブラジル人だなと思ってます。同じ軌道のボールでもブラジル人と日本人は全然違うなという印象があります。群馬県はブラジル人が多いので素晴らしい環境だと思いますね。

 

 

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