チームを管理する

フットサルチームはみんなで集まってボールを蹴るだけでは成り立ちません。 フットサルチームを運営管理していくことは結構大変な事です。 思いもよらない様々な仕事が待っています。

練習場の確保

毎週コンスタントに練習をしていくフットサルチームならば、練習場を確保しなければなりません。チームのメンバーの集まりやすい練習場を確保しましょう。民間コート・公営体育館の場合、ほとんどが毎月の契約で借りる事ができます。もちろん時間帯や曜日によっては希望団体が複数ある場合もあるので、その際は抽選によって決められます。チームの財政状況を考慮して上手に練習場を確保して行きましょう。

部費

フットサルチームとして活動していくためには、当然お金がかかります。試合の登録費用、練習コートの使用代金、ボールなどの道具の維持など、チームとしてかかる費用を部費として毎月チームメンバーから徴収し、管理しなくてはなりません。誰からいくら集めて、何にどれだけ使ったのかをキチンと書面に残しておく事が大切です。

メンバーへの連絡

練習や試合に関しての連絡事項をチームのメンバーにいっせいにお知らせしたい時など、メーリングリストや掲示板を活用するといいでしょう。ここではメーリングリストと掲示板の仕組みを簡単に説明します。

メーリングリスト

メーリングリストとは複数の人に同時に電子メールを配信(同報)する仕組みのことです。メーリングリスト宛ての代表電子メールアドレスへ送信されたメールを、リストに登録されたメンバー全員のアドレスへ転送します。ですので事前にメンバーのメールアドレスを登録しておく必要があります。 無料のメーリングリストではfreeml や YAHOO!グループ 等があります。

掲示板

この場合、チーム専用の登録制掲示板を用意するのがいいでしょう。ただし、メーリングリストと違って積極的に情報を取りに行かないといけませんので、メンバーの自主性・積極性が問われてきます。

チームの道具

フットサルチームとして活動していくためには、チームとして様々な道具が必要になってきます。詳しくは→チームで道具をそろえよう

大会参加申し込み

公式戦は、群馬県サッカー協会のHPから申し込む事が可能です。また、民間コートでの試合は各コートのHPから申し込みができます。選手のコンディションやモチベーションを考えて、試合に申し込みましょう。申込期間など、期日を間違えないように注意してください。特に公式の試合になると参加には細かい規定がありますので、大会ルールのチーム内への周知の徹底もしなければなりません。また、フットサル選手権などでは、事前に組み合わせ抽選会や代表者会議もあり、そこへの参加が義務付けられており、会議に無断で欠席したチームは失格とするという規則もあるので注意が必要です。

練習試合の相手探し

公式戦のオフシーズンや、より実践的な練習を希望する際には練習試合を組みます。練習試合の対戦相手探しに苦労する場合もありますが、HP等で練習試合の相手を募集しているチームもあるので探してみるのもひとつの方法です。また、公式戦などの試合会場で直接声をかけて見るのもいいでしょう。群馬県内のフットサルの発展のためにも、チーム同士の繋がりを固める良い機会といえるでしょう。リーグの最中の場合、同じカテゴリーのチームとの練習試合は敬遠される傾向にありますが、オフシーズンですと比較的、快く練習試合を引き受けてくれるはずです。

ユニフォーム作り

チームユニフォームのオーダーを受け付けている業者やショップなどにオーダーします。詳しくは→ユニフォームを作ろう

協会からの通達

群馬県フットサルリーグに出場登録すると、群馬県サッカー協会フットサル連盟から自動的に通達が届くようになります。 競技規定の変更や、大会開催のお知らせ等、大切なお知らせも多いのでチーム内への周知徹底に勤めましょう。

ライセンス取得

今後、フットサルにおいて公認ライセンスを持った指導者がチームにいることが必要となる流れの中で、群馬県1部リーグにおいてもフットサルC級の指導者資格を義務付ける方向で話が進んでいる。将来的に2部・3部がどうなるかは未定だが、1部リーグをねらうのであれば避けては通れない問題である。チームとして、ライセンスの取得をバックアップしていくべきである。 詳しくは→ライセンス取得に関して

監督

フットサルの監督として登録するためには特に資格の必要はありません。指導力・戦術に対する知識などのある人が監督を行っている場合が多です。県リーグを始めとした地域リーグでは選手兼監督である人も少なくありません。しかし、選手の交代人数に制限のないフットサルにおいて、プレイヤーとしてピッチに立ちながらベンチワークまでをこなすのがどれだけ大変であるかは容易に想像ができるでしょう。また、日本のフットサルはまだ、戦術に対しては後進国であると言えます。正式なフットサルの戦術やコーチングを学んだものが少ないからです。サッカーからフットサルへ転向する選手が多い現状で、フットサルとしての正しい技術や戦術を教えられる指導者の有無はサッカー選手のフットサル化を促す重要な要素であると言えるでしょう。それが出来ない限り、いつまでたってもサッカーの技術でフットサルをし続けるはめになるからです。

代表

チームの運営とチームの顔となる立場の人を指します。仕事内容としては、フットサル連盟とのパイプ役となりチーム内に競技ルールの改定や大会規則の徹底を行うことや、公式試合参加登録とそれに伴う代表者会議への出席、部費の管理、メンバー管理等重要な役目と責任を担っています。

マネージャー

チームを陰から支えます。 試合中の仕事としては、スコアブックの記入、タイムアウトカードのオフィシャル席への提出、ビデオ撮影、負傷者の介護などがありますがチームが円滑に回るための仕事をするのがマネージャーなので、仕事は無限にあると言っても良いでしょう。チームで話し合い、マネージャーの仕事と動きをあらかじめ決めておく事が重要です。 群馬県ではベンチへのスタッフ登録は最大5人までとされています。監督や代表が選手と兼ねない場合、その残りの人数がマネージャーに当てられます。

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