SELECTIVO de OHRA ～フットボールの街・邑楽の再建と関東フットサルリーグへの想い～

BFC-KOWAに在籍していた本多、山口（前所属：G.H.C）中村（前所属：BFC/KOWA群馬）と、新戦力の入団もありチーム力は向上しているだろう。

GUN-SAL.NETが取材に伺った日の練習では永井監督は不在で森田選手兼コーチが指揮を取っており、それぞれの選手が厳しい表情で練習を行っていた。

多くのチームがそうであるように仕事を終え遅れて参加する選手もいる。
選手たちは高い意識で練習に取り組んでおり、紅白戦でミスをすれば悔しそうな表情で次の出番を待つ。

厳しい接触プレーや大きな怒号が実戦さながらの雰囲気を醸し出していた。

筆者も昨年度の試合を全て見れている訳ではないのだが、以前に見たSELECTIVO de OHRAとは違いを感じた。スピード感があり小刻みにパスを繋いでいく。個人技による突破が目立った近年のスタイルとは違うフットサルだった。森田コーチ曰く「完成度はまだまだ」という事だが面白みを感じるものだった。

群馬リーグを制し関東フットサルリーグ参入戦へ挑んだが、惜しくも敗退。しかしチーム全員がしっかりと切り替えて、必死に前へ進もうとしている。関東フットサルリーグへの復帰、フットボールの街・邑楽の再建と彼らの目標は大きく険しいものである。それでも彼らは福島GMの言葉通り、半歩でも前へ貪欲に進もうとしている。変わり始めたSELECTIVO de OHRAのフットサルが完成するのが楽しみである。