渡邉知晃&森岡薫インタビュー(名古屋オーシャンズ所属)
渡邉知晃選手&森岡薫選手(名古屋オーシャンズ所属)
2012年12月29日。年末も押し迫った年の瀬。デルミリオーレ高崎で現フットサル日本代表の森岡薫選手・渡邉知晃選手の小学生を対象にしたフットサルクリニックが行われた。
日本代表選手に直接触れ合えるということもあって、群馬県内各地から沢山の子供たちが参加。賑わいを見せた。
1時間半のクリニックの前半は、一同コート上でボールと触れ合う準備運動を行った。一人1つボールを持ち、渡邉選手の号令にあわせ、ドリブル&ストップを繰り返す。
森岡選手は子供たちに混じり、ボールを蹴った。
後半はゲーム。森岡・渡邉両選手と、デルミリオーレスタッフで現在群馬県リーグで活躍する、小林選手・須崎選手、そしてゴレイロにはデルミリオーレスタッフが入ったチームと対戦。
トップレベルのプレーを体感することが出来た。
森岡薫選手インタビュー
小学生対象クリニックはどうでしたか?
子供たちと触れ合うのはやはりとても楽しく、改めてフットサルの魅力を思い知りました。子供たちにはいつも元気をもらえます。こういったクリニックは年2〜3回ほどしかやれないので貴重な体験が出来ました。今回もオフを利用してのクリニックでした。普段オフの日は家族サービスなどをして家でゆっくり過ごす事が多いです。
世界から見て日本のフットサルはどう映りますか?
日本でも年々フットサル人気が上がってきていると感じています。それと同時にFリーグも徐々に盛り上がりを見せていると実感しています。海外の実力のある選手がFリーグでプレーする機会も増え、日々経験を積ませてもらっています。 Fリーグの発展が日本のフットサルの発展に直結すると思いますので、ワールドカップでも盛り上がりを見せたフットサルをこれからも1時期のブームではなく、盛り上げていきたいです。
フットサルが上手くなるコツはありますか?
フットサルはサッカーと似ている部分もありますが、基本的に違うスポーツです。足の使い方や動きを取ってもそうです。ですのでサッカーをやるのではなくフットサルの動きを身につけることが大切だと思っています。 フットサルは、子供はもちろんですが、大人になっても、何歳になっても上達するスポーツです。 自分も上手くなるためにそうして来ましたが、とにかく上手い人の動きを見て、真似をすること。そして自分の得意とする「何か」を見つけて、それを繰り返し練習し、活かすことが大切だと思います。上達というのは自分次第だと思います。何歳になっても、もちろん大人になっても、必ず成長するものです。人のいいところを見つけて、見て、盗む事。人の成長に限界は無いと、自分は信じています。
渡邉知晃選手インタビュー
何故クリニックを群馬でやろうと思ったのですか?
今年はフットサルのワールドカップがありフットサルに対して世の中の注目がとても集まりました。そういったフットサルに対する認知の波が来ている時にフットサルの普及活動として何か出来ないかなと考えていました。デルミリオーレの須崎さんとは昔のチームメイトで「普及のためになにかやってみたい」という話を持ちかけたところ、協力してくれる事になりました。
群馬のフットサルが盛り上がるために必要な事は何だと思いますか?
群馬にはFリーグのチームが無いこともあって、身近にプロのフットサルを感じる機会が少ないのが現状です。ですので、今日のクリニックのように若いうちに身近でプロ選手と触れ合えることは、フットサルに対して魅力を感じてもらったりあこがれたりする非常にいい機会だと思います。ですのでFリーグの無い地域で今日のような機会を積極的に増やしていくことが、Fリーグの盛り上がり、地域のフットサルの盛り上がり、日本のフットサルの強化につながると考えています。
フットサルの魅力はどんなところだと思いますか?
サッカーに比べて、ゲーム中に沢山ボールに触れる機会が生まれ、同時に沢山のゴールが生まれることはフットサルの重要な魅力のひとつだと思います。展開の速さは見ていても飽きないし面白いですね。
フットサルが上手くなるコツはありますか?
フットサルの上達のために子供と大人とではやることは違います。まず子供の場合、技術よりもボールに沢山触ること。そして絶対に遠慮をしないこと。チャレンジと失敗を繰り返して上達するものです。失敗を怖がってチャレンジしないのは勿体無い。周りに遠慮しないでどんどん挑戦して欲しいと思います。 そして大人の場合は子供とは少し違ってきます。大人になるとある程度技術を上げるのは難しくなってきます。だったら、今ある技術を最大限生かすために、考え方や判断、選択する力を磨くことに努める事がいいと思います。
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